診療内容当院で診療内容・診療体制
認知症(アルツハイマー)
認知症(アルツハイマー)は昔、痴呆と呼ばれていた高齢者の疾患です。
物忘れやものが覚えられなくなる、など記憶障害の症状が有名です。
この他の重要な症状として性格変化、幻覚や妄想があります。
これらはまとめてBPSD(認知症(アルツハイマー)に伴う行動心理障害)と呼ばれています。
性格変化では怒りっぽくなったり、疑い深くなったりします。
幻がありありと見える幻覚やお金を盗まれたなどの妄想も認知症(アルツハイマー)に特徴的です。
こうしたBPSD症状が先に現れた場合、ご家族が病気に気づかないことがしばしばあります。
認知症(アルツハイマー)の治療
認知症(アルツハイマー)などにより、判断能力が不十分になってしまった方々は,不動産や預貯金などの財産を管理する必要があっても,自分でこれらのことをするのが難しい場合があります。
また,自分に不利益な契約であっても契約を結んでしまい,悪徳商法や振り込め詐欺などの被害にあうおそれもあります。
判断能力の不十分な方々を保護し,支援するのが成年後見制度です。
成年後見制度では、専門医による鑑定を参照して家庭裁判所が後見人や保佐人を選任します。
後見人や保佐人が選任されると、後見人の同意がない場合、ご本人がなされた取引でも後から取り消すことができます。
後見人や保佐人の選任には、精神科専門医による鑑定が必要となります。
成年後見制度の導入をご希望のかたはご相談ください。
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